DTVで「ハンニバル」「ハンニバル・ライジング」を鑑賞しました。

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本日はDTVで羊たちの沈黙で有名なシリアルキラー「ハンニバル・レクター」の
海外TVシリーズの「ハンニバル」(米国で2013~2015放送)と
幼少&青年時代を描いた映画「ハンニバル・ライジング」を見ました。


TV版の「ハンニバル」はマッツ・ミケルセンさんというデンマークの出身の俳優さんが演じてますが、物腰といい知的な風貌と良いバッチリのキャスティングで私好み。タイトル写真のハンニバルも「人食い紳士」然としており好印象w

TV版の方は全3シーズンあるようですが、DTVでは残念ながらシーズン2までしか見れないようです。残りを視聴して面白ければシーズン3はツタヤかジオで借りてこようかしら。

気になる本作の内容ですが、主役は自閉症のプロファイラー「ウィル・グレアム」(俳優ヒュー・ダンシー)。犯罪者になりきって犯人の行動をプロファイルできる得意な能力の持ち主ですが、犯人になりきれる(=共感できる)ということは、自分の内面にもある種の闇を持っており、捜査中は常に精神的に不安定な状態にあるため、精神科医であるハンニバルにセラピーを受けつつ、猟奇殺人の捜査を続けるというストーリーが主軸となってます。

グレアムの共感能力は高すぎるが故に不安定というニュアンスの設定になっているので、おそらくストーリーが進んでいくにつれ、グレアムの精神が崩壊していくのではないかと思われます。その過程でハンニバルが彼の心の闇に侵食していくという流れになるんじゃないかなぁ~。

私が見たのは4話までなのですが、ハンニバルはシリアルキラー「モズ」の模倣犯として、はやくも2人の女性を屠っており、その暗躍っぷりは半端ないですw FBIの行動科学課のボス・ジャックたちに手料理(おそらく人肉)を振る舞うなど、鬼畜っぷりを発揮しつつも、モズの娘のアビゲイルを取り込んでいくなど、冷徹なサイコパスとしての本領を発揮しつつあります。

続きが気になりますが、最近は残業続きなので続きはまた来週末になろうかと思います。

映画版のハンニバル・ライジングの方なんですが、ハンニバルが鬼畜殺人医師となった原点を描いた作品です。若き日のハンニバルはかなりのイケメン。この作品を見ると、ハンニバルがなんでああなっちゃったのかわかりますよ~ってなストーリーではあります。ハンニバルのバックグラウンドを描いた作品としてはなるほどね~と思いながら見れたので良かったのですが、作品としては正直微妙な内容です。ハンニバルの義理の叔母「レディ・ムラサキ」が日系なのですが、随所に出てくる日本趣味は作品の中に出す意味がほとんどなかったんじゃないでしょうか。人食いハンニバルの世界観にはマッチしていないし、唐突感がありすぎなので違和感ありまくりでした。ワタシ的にはハンニバル好きでない人にはおすすめできない作品でしたね~

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